第2章3項
地鎮祭
基礎工事が始まる前に、地の神様にお願いし、施工期間中に事故もなく無事に落成することを祈願する儀式である。
地鎮祭は大切な神事であるので施主の鈴木さん一家、ご兄弟ご両親らの親族の出席をお願いした。
祭事は施工場所である土地の氏神の神職である神主が執り行い、通常、建築主がその氏子である。
施主さんとよく相談し、希望を聞き、地鎮祭の準備を行った。
祭壇の準備では三方に盛る神饌(しんぜん)、玉串、鍬入用具、砂、四方に立てる若竹、しめなわ、引出物など数多い準備も整い、大安を選んで無事儀式が執り行われた。