■不思議な漆喰
漆喰の壁を仕上げる場合、わざと壁面に凹凸の模様を付け、味わい深い雰囲気を出すことがあります。凹凸を付けることにより、壁の表面積が大きくなります。傷をつけても補修しても気になりません。漆喰自体、軟らかく優しい材質で、凹凸に手で触れても痛くありません。静電気が発生しないせいか、10年経ってもこの凹凸にほとんどホコリが溜まらないのが不思議です。
■お部屋のジメジメを防ぐ
消石灰の微細孔により、高い吸放湿性能を有し、その吸放湿性能は、吸湿性で塩ビクロスの四倍、放湿性で十二倍、結露を抑制し、お部屋のジメジメ感をとり除きます。
■ホルムアルデヒドを吸着し、再放出させない
化学物質過敏症の原因となるホルムアルデヒド(家具・フローリング・新建材等に含まれる)を、漆喰(消石灰)は科学的に吸着し、一度吸着したホルムアルデヒドは再度空気中に放出されることはありません。
・旺盛でスピーディーな吸着力
人が居住できないほどの高濃度(16ppm)のホルムアルデヒドが天井、壁に漆喰塗りした室内では、3時間を経過すると、国内の安全基準(0.008ppm)を下回ります。
■カビの発生を防ぐ
消石灰は、昔から乾燥剤や防カビ剤として使用されており、漆喰は、その特徴をいかし、カビの発生も予防できる、いわば天然防カビ剤です。防カビ性に優れ、透湿性のある漆喰の壁面は、結露等によるカビの発生を防ぎます。
■ペットやたばこの臭いを軽減する
ペット専用マンションの内壁に数多く使用されている漆喰です。ペットの臭いだけでなく、たばこや焼き肉等の臭いも吸着し、高アルカリ性で多孔質の消石灰は、これら生活臭を吸収します。