板倉造りの家は、板を落とし込んで積み上げるので、木材使用量が普通の家の2倍から3倍と多く、大工木組みも2倍以上の手間がかかるが、他の箇所にも同一材(例えば杉材)を使用するため価格が上がる事はない。意外と安価で建てることが出来る。

グラスウールなどの断熱材を合板とプラスターボードで挟んだパネルは高気密、高断熱になるが高温多湿な日本の風土には向いていない。
ホルムアルデヒドなどの室内環境汚染をまねく原因ともなっている。

6ヵ月天日乾燥し、両面プレーナー加工で
反りとねじれを修正した杉の厚板を
落とし込んでゆく。