番匠無垢造り越屋根の家


キッチンの天井に明り窓を設け、自然の採光が入っている。





三階部分に小屋根を設け、左右の引き戸を開けると夏には風が
家の中を通り抜け涼しくする。又、明り窓の役目をしている。
二階の部屋の屋根近くに小窓を設け、明りとりと換気の役目をする。
軒のひさしに通気孔を
設けて、夏涼しく湿気を
外に逃がす。

■番匠無垢造り「越屋根の家」は、壁板木組造りで造られています。

壁板木組造りは板を落とし込んで壁を積み上げてゆくもので、その耐震性、調温性、調湿性は正倉院の建物にみられ国宝である宝物を現代まで守り抜いているところに、その素晴らしさがあり、この特徴を現代の家造りに生かすのは理にかなった建築と言えます。