壁板木組造りは板を落とし込んで壁を積み上げてゆくもので、その耐震性、調温性、調湿性は正倉院の建物にみられ国宝である宝物を現代まで守り抜いているところに、その素晴らしさがあり、この特徴を現代の家造りに生かすのは理にかなった建築と言えます。