国産無垢材と土壁の特徴 日本伝統文化の家 ふじもと工務店

人の肌に心地よいぬくもりを持つ無垢材

無垢の木は他の建材よりも熱の伝導が低い。これは無数の細胞にそれぞれ空気が入っている多孔質のためで、熱を伝え難い特性を持っており、熱すぎず冷たすぎない。肌に直接触れて馴染む床などのフローリングに檜や杉が最も適している。

優れた調湿性の無垢材と土壁

人の生活はいろんなところで湿気を発生させ、結露、カビ、菌の繁殖の原因となり、健康に害をおよぼしている。調湿性の高い無垢材や漆喰などの土壁は多孔質の性質から自然の調湿力を持っている。自然換気で空気湿度が50%前後に保たれていると健康によいと言われる。

体温の放射を抑える無垢材と土壁

冬期など身体からの熱の放射を抑えるには部屋の温度を適温に保ち、直接足裏と接触する床面や壁面の暖かさが必要で蓄熱性の高い檜や杉や漆喰などの土壁の自然素材が効果をもたらす。

無垢材のすぐれた芳香効果

檜や杉、ヒバなどは爽快な芳香を発散させ、その香りは身体に気持ちよく感じられ、ストレスを軽減させる効果がある。檜やヒバの成分であるヒノキチオールの精油分は白アリなど寄せ付けない強い殺虫力を持ち、またシックハウスの原因のひとつであるホルムアルデヒドなどを吸着する作用も合わせ持つ。

家を長持ちさせる無垢材

無垢材は寒暖の違いに反応し、自ら伸縮する性質を持つ。無垢材で建てた家は時が経てば経つほど艶を出し、強度や粘りを増して強くなり、家の寿命も延びる優れた材質である。


国産無垢材には檜、杉、松、欅等代表的な木材があり、土壁には聚楽土、漆喰等がある。これらの天然素材を使った家は抜群の居住性を発揮します。天然素材住宅は健康住宅です。


番匠の家(施工例)