建具屋の店の間。江戸時代の大坂では既製品の建具を大量生産し、比較的安価で販売していた。新品のほかに中古品も扱い、へっつい(竈)や走り(流し)も建具屋の商品の一つである。建具の新調には雛形を見せて客の注文に応じる。


[中]表具の手配も建具屋の仕事で、建具などの技術も持ち合わせていた。軸装のための表具見本。
[右上]建具屋で扱う引手金具。四分一引き手をはじめとして天袋や引手、寺社用引手など。
[右]建具屋の表構え。屋根に突き出た看板と、商品の一つであったと思われる脇障子をあしらった釣り看板が目印。