■和風建築 数寄屋造り

日本独自の和の粋を集めた数寄屋造りは、茶室も併設し、わび・さびを充足させる伝統工法の建物です。どちらかと言えばゆとりのある建物で、離れに茶室を設け、風情を楽しむ人に好まれる住宅と言えるでしょう。本来は平屋が多く、造りは繊細で和の中の和とでも言える住宅でしょう。

番匠の家 和風住宅
和の美を追求。静謐な空気が淀む世界に身を置くと、
古くから培われた日本人のこころが伝わってくる。
番匠の匠の技を極めた伝統の和風住宅は、
そんな心根を備えて私達を柔らかく包んでくれる。
四季の光を受け入れた縁側の先のぬれ縁から眺める
前栽は日本の家を象徴してやまない。


番匠の家
日本人には日本の風土、気候、趣味に適応した家が
たてられなければならない。
甍の屋根に床の間、書院の瀟酒で奥ゆかしい陰影。
落ち着きのある壁の色、縁側からみる前栽など
それらは日本人の伝統の皮膚感覚を
充足している雰囲気である。
すま居は人の心を創る。家の品位は人の品格を創り、
自己が持つ日本の文化で構築された家は
生き甲斐のある生活を生み出すのである。


番匠現代日本の家
床の間、書院、明かり障子、畳、廊下のある
日本固有の代表的な建物を、
伝統木組大工、塗壁左官によって丹念に造りこみ、
理にかなった新しい住居として甦らせる。
日本の日本人のために造られた家。
そこには後世に残る家造りを理念とし、
真の心のやすらぎが約束されている。

門の引戸を開けて、石段を数段上ると格子戸の玄関に立つ。
入るとほのかに漂う檜の香りが満ちて気持ちよく身体を包んでくれる。
広縁から書院、床の間の和室へと続く。
窓辺に佇むと、遠くの景色が明るい陽ざしと共に目に入ってくる。
伝統の重厚さに新しさが加わり、落ち着いた雰囲気に浸りながら、至福の時間が静かに過ぎてゆく。

ー施主の呟きからー
天然素材と伝統構法により、調温、調湿、耐震性に優れ、その居住性は群を抜いております。

番匠土壁と縁側の家
木と土と紙でつくる自然の素材の美と力。
昔の家づくりは日本の風土、気候にあった工夫がなされていた。
伝統の木組みと繊細な細工。
土壁や縁側、木を見せる左官塗り壁など。
それらはすべて調湿、調温、通風と換気が
考えられており、これらの機能が
住む人にとって心地良く、健やかな暮らしができる。
落ち着いた静かなたたずまいには
奥深い品格が感じられる
夏涼しく、冬温かい日本の家。