渡りあご工法
は梁と桁が双方重なり合うことにより、切断してジョイントするよりも構造材の接合部の強度が保たれ、水平力や上下の引抜力の押さえ込みに力を発揮し、耐震工法としては粘り強い特徴があり、理想的な仕口と言える。
また伝統工法は足固め、差し鴨居、渡りあごの三つの木組みが建物に柔軟性を持たせ、地震に強い構造を造りあげる。
渡りあごの仕口は梁と桁が重なり合い接合されるので地震の揺れに対して柔軟性があり耐震力が強い。
梁が桁にホゾ差し。筋かいと金具で接合しているので強い地震の揺れで折損しやすい。